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3.11

時事ネタ

6年前の2月11日に、今の家に引っ越してきた私。

3月11日に「お、1ヶ月たったな!」と思っていたところへ
東日本大震災が起きた。

当時の職場は16階。
免震構造のため、横に大きく揺れた。
座っていられないほど。

周りの同僚たちと顔を見合わせ、捕まる。

ビルが崩れると思った。
携帯を手に持っておこうと思った。
そしたらガレキの中から、助けを求められるかもしれない。。なんて。

ちょうどその日、上司たちはほとんど出払っていた。
指示が曖昧でどうしたらいいのやら。

会社のテレビで、東北の映像を見た。
これは、タイヘンな事が起きた。

電話はしばらく使えていたが、ダメになり、
親にも連絡がとれなかった。

帰れない人は会社に泊まることになり、
私は歩いて帰ることのした。

電車は止まってしまったので、
ひたすら歩いた。
当時ガラケーで、そのうち電池が切れた。

道がわからない。
途中でなんか違うことに気付いて、戻った。
そんなロスにはならなかったと思う。

ひたすら歩いているが、時間がわからない。
それ以来、腕時計をするようになった。

みんな歩いていた。

前にテレビで
「東京で災害が起きたときに、満員電車のようになって、ろくに進めない。」
なんてのを見たけど、
普通に、ごく普通に歩けた。歩けるじゃん。って思った。

途中でビルの窓ガラスが割れて道路を塞いでいたり、
そんな光景を横目に、ひたすら歩いた。

やっと見覚えのあるところに着き、
少し空いている公衆電話を見つけたので、親に電話した。

お腹がすいたので、好きなパスタ屋に行った。
店員さんは混んでてタイヘンそうだったけど、
こっちはこっちでショックが大きいので、もっと優しくして、なんて思った。

再び歩いて帰った。
地元はいつもどおりで、スーパーも普通にやっていた。

まだ引っ越ししたての部屋で
新品の家電が壊れていないか心配だったけど大丈夫だった。

唯一シャンプーのボトルが落ちて割れていたね。

あとはテレビが勝手についていた。。。

数年後に聞いた話だが、
不動産屋さんが止まったガスなどを復旧しに来てくれてたらしい。

そんなこと知らず、普通に使えるなーなんて思ってた私だった。

眠れるわけなくて、
一晩中テレビは津波の映像だし
1人だし、泣けてきた。

当時mixiとTwitterしかやっていなくて
情報を回し合ったり、いろいろやったなあ。。。
あそこで人とつながれたのは心強かった。

毎年この日にはあの映像が流れて
やっぱり、恐怖がよみがえってくる。

節電して真っ暗で、テレビはずっと報道で。

普通にのんびり暮らしていられることは幸せ。

天気が良くて、あったかくて、幸せを感じた
今年の3月11日。

時事ネタ
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けぽこにっき

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