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ご朗読☆『もうラブソングは歌えない』観賞

演劇

「もうラブソングは歌えない」という
朗読劇にお誘いいただき行ってきました。

会場は国際フォーラム。
奇しくも、このような人が集まる会場に来たのは、同じ国際フォーラムでの事変以来。
5ヶ月ぶり。
いまだにこんな状況だなんて、ね。
それでも行けたことは嬉しい。

駅から会場までは人がほぼいなかったのでNOマスクで。
会場へはマスク付けて入る。中は涼しいのに、一気に汗が噴き出る!

チケットを譲ってくださる方と待ち合わせ。
会うなり、私のことをご存じだった、とのこと。
そしてライブ会場で見かけたことがある、と。
ぶっちゃけ、よく言われ慣れているのだけど
「ブレチャで…」と言われ、

いや、それはない(笑)ブレチャ行ったことないです(笑)

私はお礼に、一口おやつ数個つめてお渡ししたら
なんと、立派なおやつ(ゼリー)をいただいてしまった!
こちらは譲ってもらった側なのに!
なぜ私のほうが豪勢なお土産をもらってるんだ!

もっとちゃんとしたお土産持ってけば良かった!!
とにかく、感謝感謝、ありがとうございまず!!

その方と分かれて、一人で入場。
事前に、「TBSコロナ連絡サービス」なるものへ、
自分の座席番号と、メールアドレスを登録。
登録済みの画面を用意して、入場口へ。

まず手の消毒。慌ててスマホを一旦しまって、消毒。
すぐに足の消毒マット。

続いて、検温。サーモグラフィ的なものがあった。

そしてスタッフさんに登録画面を見せる。

間隔をあけて、並び、チケットを見せる。
半券は自分でもぎった!初めてかも。

再び手を消毒するよう促される。

エスカレーターは間隔あけて!
エレベーターは4人まで!と言われる。

トイレも間隔あけて並ぶ。
この時点で汗だくだったので、トイレでギャッツビーしましたw

あちこちにスタッフさん立ってて、監視の気分w
マスク必須、会話控えてという貼り紙がしてある。

座席は、前後左右が空いてる状態。
観る側としては、広々して快適な状態。

私は2階席の最前列。
なんと、私の席の前だけ、透明のガラス張りの仕様。
他の席は、壁になっているのに。
ということで、視界が開けて、大変に見やすい!!!

しかも2階席用のスクリーンも見える。
今回同時に生配信されてるので、同じ映像なのかしら。
最高の席かも…。

カラマツのように君を愛す

まずは
「カラマツのように君を愛す」
稲垣吾郎さん
門脇麦さん
のお二人の出演。

朗読劇は初体験。座って、ひたすら本を読むのかと思ってたら。
動きや演出が普通にちゃんとしていて、もはやこれはお芝居でしょう。

原作は「しあわせのパン」で、映画化もされた(私は見たことない)。

吾郎さんがつけている日記を読みながら進んでいく形式。
毎日、日付と月の満ち欠けから始まる。
それにあわせて、バックの月も形をかえていく。

門脇麦さん、ドラマとかですでに演技派と信頼していたが
落ち着いた透明感あるトーンが、はかない役柄にぴったり。
しなやかな動きが、バレエ経験者かなと。
あとで調べたら、やはりそうでした。美しかった。

そして、とてもせつない吾郎さんの心情。
やっぱ吾郎さんの声、いいなあ。
ラジオで聴きなれているので、いつもの吾郎さんって感じだった。

が、感情的になるシーンでの豹変っぷり。ああ、さすがでした…。

確かパンを作るという表現が、ダンスのようになっていて。
まさか吾郎さんも踊るとは思わず。
クルって回転したとき「きゃ!」ってなった(笑)
いやー、吾郎さんのダンスもさすが。
何度も言うけど、さすがです。いろんな経験積んでるだけあります。

最後の日記を読むシーンは感情移入してこみあげてしまった。

繊細な世界が見事に表現されていて、すばらしかった。

周りからもすすり泣く声が。
そして拍手喝采。

ああ、これがナマで体感してるってこと。
拍手思いっきりしたのだって、何か月ぶりだろう。
いろんな思いで、泣きそうになった…。

そして、このお二人の回は、昨日と今回の2回のみ。
配信されてるとはいえ、もったいない・・・!
そんな貴重な場に私が行けたことも、やっぱりありがたすぎるなあと
ひしひしと感激しました。

ここで10分の休憩。

ひとりのふたり

「ひとりのふたり」
佐々木蔵之介さん
小池栄子さん

二人とも俳優さんとして好きなので、こちらも楽しみにしてた。

オリジナルの作品なのかな。

ずっと独身の40代の男女が音楽教室で出会って
「もしかしてこの恋、いける?いや、いけないかも」
って、気持ちが行ったり来たりするのが、わかりみが過ぎて!(笑)

何か言われたことに対して、いい意味で解釈したり、悪く受け止めたり(笑)
脳内でいろんな思いがめぐる。
そんな心の声がおもしろくって。思わず声出して笑った。
会場内も笑いに包まれていて、先ほどとはうって変わってなごんだ雰囲気に。

しかも、後半は、コロナのおかげで逢えない日々、一人きりの日々・・・
っていう、まさに今の状況なストーリー。

ちなみに音楽教室ってことで、生バンドが演奏!
習いたてのへたっぴな演奏の再現から、すてきなBGMまで。
贅沢でした!

ああ、やはり同じ空間で体感出来るのは嬉しいなぁ。
思えばチケットを手にしたのも久しぶりで。
すべてが嬉しかった。

正直少し不安もあったけど、
開催する側がこれだけ頑張って、客が安心して安全に楽しめるようにしてくれてるんだから、
こちらはむやみにビビっちゃいけないな。
しっかりルール守って、大好きなエンタメ界が活気を取り戻すように。
これまでもライブや演劇は、客と一緒に作り上げるなんて言うこともあったけど
今は本当に、それが試されてるような。

やたらあちこちに行くようなことはしないけど、
自分が興味持ったものへは、お金払って、足を運んで行きたいなと。
これは飲食店とか他も同じ。


ここから余談。
向かってる電車の中で、ツイッターで
「山手線で20時~クラスターフェス」との情報を目にして焦る。

19時頃終演として、外食して帰ろうと思ってたからドンピシャ!

結局、規制退場で2階席はラスト(笑)
会場出たのは19時半、まっすぐ東京駅へ向かった。
(行きは別の駅から行ったので、↑通路がわからず迷ったw)

お盆にしては閑散、そこそこ人出はある。
ピンときたテイクアウトのお店でサっと購入。

まっすぐ帰ったので、その時間帯を避けられた。

SNSでだいぶ拡散され、この存在が明るみになって良かった…のかな。
私はマスクが絶対だとは思ってない(熱中症のほうが怖い)
が、わかったうえでマスク外してる人たちの集まりと
こういう人たちとは、まったく意識が違うわけでー。

なんか…今だけ意識が違うのならいいけど、思想?みたいな域になってる人も多いし
今後の人間関係が心配。。。

なーんて思いつつ、半沢直樹見て笑って、すっかり忘れる私。
ムロドラマまで見る気力なく録画。
さすがに朗読劇からの半沢~は、お芝居たくさん見た感。
ある意味、文化的に充実な一日でした。

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